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第九話 二人の石使い
第八話 石無しの域 の続き

武芸比べにて、石剣勢法を操る無用斎

その場に現れたのは平次郎

今までどこに行っていたんだ平次郎

石の因縁は、二人の石使いを引き合わせた


銭形平次、ビギンズ


第九話 二人の石使い


導かれるままに、秘伝書を開いたのが、
いけなかったのか?

否、老師は言った

平次郎、お前に託されたのだ、
それにも意味がある


秘伝書は、人を選ぶ、
ということ、
その答えはすぐにわかる

道場を出た平次郎
町から離れ、自然と、風鳴き地蔵へたどり着く

洞穴は、開いたままだった
あの夜、地蔵の頭を体に残したまま飛び出したのだ

洞穴にて、平次郎は泣いた

「師匠、師匠、、」

また失った、暖かい、家
暖かい人、失った

「違う、誰が、誰なんだ」
誰が、師匠を殺したんだ?

洞穴は、暗く、
これでは、まるで

「あの時と、」
同じだ
四年前、盗賊に襲われ
地下に閉じ込められた、あの日
自分だけが助かった、
「駄目だ、いけない」
いけない、このままじゃ


今、町に出れば、門弟に見つかるかもしれない
誤解を解くのは、後だ、
自分を守ろうとした鹿之助に
迷惑を、かけられない

「…開祖様、師匠、お守りください」
幸い、この洞穴には、誰も近づかない
師匠の遺体は、全身の骨が砕かれ
「首が切られていた…」
首が取れる、風鳴き地蔵には、誰も近づかない
そして

「ここなら、、」
百年以上前とはいえ、
開祖、無二が、遺書を書き残すために
この洞穴で、過ごしていたのだろう
明かりを置く場所、寝床になりそうな場所
「必ず、、」
師匠の敵を見つける、
しかし、
「まだだ、、」
平次郎は、弱い、師匠を殺した相手は
強い、老齢とはいえ名人、理救を殺した

それから、秘伝書を用いた鍛錬が始まった
表12、裏12の弐拾四式、
鍛錬の日々、町に下り、食料を調達し
聞き込みもした、今までの、なぞを解くため

鍛錬、によりわかったことがある
師匠を殺した技、
あれは、石剣、
「裏式、、」
裏2式岩嵐、裏6式石喰
首を切られたのに、出血が少なかった
「…死んでからだ」
師匠の遺体から、わざわざ胴と首を離した

風鳴き地蔵の頭を割ったのも、おそらく
「重ね詰石」
裏7式、布に衝撃が伝わりやすいように
石を重ね、投げずに、遠心力に任せ振り下ろす

修行が進めば、同じ石使い
わかってくる、嫌でも、わかってしまう
全てを習得するまでに、何がわかるのか

恐れもあった、だが、
「、もう、」
殺させない、
石使い、石剣を与えられたなら
とめるのも、石使い

無用党、頭領、無用斎
わかっている、石弓の名を知っていた
あいつだ、
調べた、無用斎のこと、無用党との関係

全ての石剣を習得した頃
武芸比べに、参戦する、無用斎の噂を聞いた
そして、今に至る

「待てい!!!」
武芸比べに、乱入した平次郎は

白い死に装束
「うぬぅ、お主は、なにものじゃ」
殿は、ただならぬ気配を感じる
動き、腹からの発声
かなり、練られた、実力を感じた
「当理流、門弟、平次郎」
「何をしにきた」
殿は期待する、このものを見てみたい
「我が流より、道に外れたものを処罰しにきた」

ざわざわ、

「ふむ、、よろしい、当理流のなくなった理救と
話したことがあるが、真の武人であった
武芸も、心も名人であった、許す、やってみよ」

「ありがとうございます、
元当理流門弟、無用斎、理助

「あー、当に捨てたねぇ、その名前はよぉ」

当理流の恥は、門弟が罰する」

町で、四年前に、道場を抜けた元一番弟子の名を聞いた
当理流がなければ、こんなに盗賊は大きくならなかった
当理流の悪い噂はこの男が原因

無用斎へ歩み寄ろうとする、平次郎
そこに

「待たれい、」
横から武芸者の一人が立ち上がり
平次郎に、静止を求める

「どんな問題であろうと、この場は
武芸比べ、あの男はこの場の全員に勝った」
このような若い男が、手順も踏まずに
戦うなど、許せないのだ、
武芸者として

あの男と戦うならば、
「俺と、勝…」
言い終わる前に
平次郎の片手がまっすぐ男を指差した
「ッッッ!!」
指は、人差し、中指の二本

離れている、なのに、
既に、間合い、
こちらが、下がろうとすれば、指は変化し
目をそむける、その動作すら見逃さず
指先は、目、喉、心の蔵に指される
…外れない
どう、動いても

「…負け、ました」
冷や汗が出た、
10メートル以上、離れ
剣も持たず、
全ての動きを、先読みされていた
あれが剣を持っていたなら…

平次郎は、確実に強くなっていた
武器を持たずに
石の、形無い剣技
石無しの域


庭に、石はない


平次郎、18歳、未だ、銭投げの習得に至らず

第十話 石を求める へ続く

銭形平次、ビギンズ、目次

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