元、赤いスペード・黒のハート
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第八話 石無しの域
第七話 襲撃の夜の続き


平次郎の活躍で、盗賊を退けた

だが、次の日、老師、理救は何者かに殺された

その口から石が見つかる、まさか、石剣勢法?


銭形平次、ビギンズ


第八話 石無しの域


老師、理救、
当理流、当主
親を失った子を引き取り、道場にて
教育、生きる術を教え、
本人の自覚に合わせて武術を修めさせる

天下の達人に最も近い、名人、
町の人からの信頼も厚かった、そんな人だった

悲しみの中、執り行われた葬儀
葬儀が終わった道場

当主を失った道場は、静かで
そして

そこに、平次郎の姿は、なかった

少し時をさかのぼる
葬儀の終わった道場へ、
一番弟子崩斎の号令で、集合した門弟達

「平次郎、お前、あの日の夜、どこに行っていた」

あの日、あの夜、それは、盗賊の襲撃の夜
「…、、」
「言えんのか?」

言わないほうがいい、
それは老師からの言葉
いえない、言えないのだ。

崩斎は、平次郎を問い詰める
「最近、食料が減っていたが、お前は」

盗賊と、通じていたな!!

ざわざわ、
門弟の誰もが不思議に思っていたこと
最近、食料が減りやすい、
「違います!」
「食料を盗賊へ差し出し、夜襲を手引きした」
「違います!」
「では、あの夜、どこに行っていた」
「!!、…」

「見たぞ、平次郎、お前は、」
石で、闘った

「老師の、ご遺体から、見つかったのはなんだ!」
石、口から石が見つかった

ざわざわ、、
「まってください!」
鹿之助は、叫ぶ
黙っていられないから
黙っていたら、認めるようなもの
それでは、
「まるで、老師を殺したのが、平次郎だと言っているようなものではないですか!」

「違うというのか!」
当理流は今、当主を失っている

年長者で、一番弟子である、
崩斎の言葉は、重い

「では、あの夜、、どこにいっていたのか!」
「、、」

平次郎は、何も言えず、崩斎の言葉のままに
「出て行ってもらおう、」

道場を追われる、のだ
「平次郎、行くな、いかなくていい」

とめる鹿之助、そして、、
ほとんどの門弟は、何も言いはしないが
平次郎が、老師を殺す理由がないことを知っている

「まだ居るか!老師だけに飽き足らず、」

我らにまでッ!手をかけるのかッ!

悲しみは、平次郎の体を、
身の芯より、震え上がらせる

「老師すらかなわぬ相手!
我らでは、手も足もでません!
元は、同門、ご慈悲を!ご慈悲を!!
   黙って、」

    去ってくだされ…!

崩斎の言葉、平次郎は駆け出す

そのような事があった
その後、鹿之助はじめ、
崩斎以外の門弟は、町への用事等の口実で
たびたび、町へ、平次郎を探しに行く

町で、見かけた、という話はあった
だが、平次郎の行方は、わからずに

一ヶ月の時が、過ぎていった

盗賊団の活動は、それほど目立ったものではなかった
、町では、ある噂が、流れていた


豊後の国に、姫が居る
姫は、一目で時を奪われる美しさ
どのような時にも、動じない
竜宮の鉄姫、と呼ばれている

殿様が、娘の婿を探している
姫は、動じずに、はい、と承諾したらしい
その殿は、
少し変わっている
強さにこだわる、のだ

正邪、善悪、を問わず
暴力であろうと、心の強さであろうと
等しく、強さとみる、

人は言う、清濁併せ呑む、王者の器
または、ただ、考え無しの木偶の坊
どちらでもあったのだ
古今の武芸に詳しく

婿選びには、変わった手法がとられる
それは、武芸比べ

僧であろうと、武芸者であろうと
盗賊であろうと、

強い者を、求む


その話を聞いた、腕に覚えのある者たちが
この町に集結しだした
後の、一国の主の座を求めて、
盗賊も、凄腕の集まる町では、おとなしくなった

一人を、除いて
無用党、頭領、無用斎、
婿取りの武芸比べに、参戦する



「無石、一式!」
木刀は、振り子のように下から振り、
動体視力の働きにくい下から、
喉への突き上げ
ゆらっと、動いたかと思うと、
既にまっすぐのびて、、炸裂させていた

「勝負あり!」
武芸比べ、それは屋敷の庭で行われていた

「勝者、無用斎!」
使った技は、

石剣勢法
当理流開祖の、残した秘伝
投石、を剣に見立てた技
石の軌跡を剣と見立てた、
形のない剣技

極意に達したのだ、そう思った

庭は、武芸比べのために
掃除され、石のひとつ落ちていない
石がない、だが

その理は、剣技、含めあらゆる武芸に応用できる

「他に強い奴ぁ、いねえのかぁ」
無用斎の正直な心境であった
諸国の凄腕、しかし

「俺がぁ、強すぎるんだよなあ」

ほとんどを一人で倒したのだ

石無しにして、剣技あり
秘伝を極めた域
石無しの域に達した
無用斎は、歓喜した、
石剣の強さに、
酔ったのだ
その威力に

だが、そこまで

「待てい!!!」

そこには、
 白い
   、現れたのは
死に装束を着た、姿

そこに、武器を持たない
       
    平次郎が、現れた


平次郎、18歳、未だ、銭投げの習得に至らず


第九話 二人の石使い へ続く

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