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4、天下無双の噂
3、決闘 の続き

4、天下無双の噂

「成る程、」
剣術師範、を打ち倒したというならば
代わりに、師範として招かれてもいいもの
あるいは、藩の顔をつぶした、として
藩の武士たちに、報復を受けても仕方なし
だが、そのどちらでもない


最初に噂を聞いたのは、町の中であった

天下無双の宮本武蔵が、小次郎を殺した

ばかな、馬鹿な、なぜ、死ぬ、なぜ殺す
武蔵の一撃は、小次郎の頭を打った
だが、致命傷ではない

町を走った、町中に溢れる
天下無双の武蔵という声
ばかな、馬鹿な、
あれは、あの戦いは

町を歩くうちに、小次郎が城を抜け出したときに
小次郎へ、宿を貸したという町人にであった

武蔵様へ、お手紙があります
その中身は
小倉藩での小次郎の状況が書かれていた
そして、

「成る程、…小次郎よ、なぜ、散るを急ぐ」

小次郎はいない、友は死んだ
手紙は、小次郎の遺言、その言葉は
“死んだ者ができなかったことを成せ”

遺言のとおり、手紙は燃やした
だが、その心は武蔵に残る

生涯の決闘、60以上
戦いに生き、神も仏もなく
自由気ままに生きてきた、男は
友の遺言に従い、
生きている義務を果たす

すなわち、自身の戦いの術を残すこと
死んだもの達が、できなかった
残すということ

「しかし、小次郎よ」

、何も、してやれなかった
巌流は、あの島に眠る

許せよ小次郎、巌流の技は残せぬが
名を、残そう、誰も文句は言わせまい

あの島を、贈ろう、あの島では狭すぎるか
巌流と出会った、巌流と尽くしあった
巌流との思い出を残そう

武蔵は、絵を残す
達磨の図、達磨とは、禅の始祖

禅と、剣、
高度な哲学に達するまでの剣の軌跡
多くの人生と対峙した、武蔵は
書、絵画、にそれらの人生を残し
弟子も、育てていく

死んでいったものができない
伝えるという義務を果たしていった



巌流島のなぞ、なぜに負けたといわれる小次郎の流派の名前なのか?③
に続く
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