元、赤いスペード・黒のハート
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超時空乙姫、邂逅~奇跡が希望を運ぶ日~
注意

本編省略しといて
おまけだけ充実とはなんたることかー

久しぶりの更新が
シュール不条理なのはー!


とりあえず先に突っ込んでおきます。

以前書いた

おーけー、エロゲちっくなシナリオ、、海洋ロマン武道伝奇、に挑戦します

浦島太郎の曲解ものの
不条理ネタですので、注意。

以下、本文



浦島は、竜宮の先端で横になり
海を眺めていた。

「ここにきて、どのくらいの時がたったか‥」

竜宮城
かつて栄えた古代文明、
その英知を集結した
超テクノロジーの、城。

村があり人も暮らす場所。

「ここで身につけた武芸は、確かに」
凄まじかった。

超古代の武術が書かれた壁画の部屋にて
すさまじい技を身につけた。

「こんな平和な場所を狙う奴がいるなんて‥」

奇跡を起こしうる無限に近いエネルギー
あらゆる天災から内部を守る、楽園

まるで、夢、だな。

「乙姫さま‥」
ゆっくり、まぶたをとじる。


竜宮の機能を引き出せる
特殊な血族、
乙姫一族は侵略者に狙われていた。

十二代目乙姫は、
その戦いのなかで、命を落とす。

浦島は、決意する。

超テクノロジーによる、
自己の魂の固定化。

魂のエネルギーを体に固定する。
特殊な武術、魂定(たまてい)の使用。

人であることを捨て、
乙姫一族と、村を守り続ける。

700年、人として
長すぎる時間を生きる。


「りゅーぐーほー、ようい!!」
「いえす!ごせんぞさまー」

ずがーーん
どう考えても大爆発に間違いない。

ふははは、なぎはらえー
やーきはらえー、ふははは

「‥、なにやってんですか?」

浦島は、そのまま眠ってしまいたい衝動に打ち勝って
目を開いてみる。
もう、これだけで勇気100%ぽっきり使いきってしまいそうであった。

「あら、浦島さま」
「お目覚めですか、浦島さま」

乙姫は問いかけてくる。
しかし、問題があった。

二つの顔が並んでいた。
同じ、ような、
むしろ、同じ顔。


人類標準使用の、目鼻口の位置
というより、
容疑者と完全一致しましたーレベルの
そっくりさん、である。

髪が長いのと短いぐらいには、差があるが
素人には見抜けまい。
浦島は700年も乙姫ファンである。

「浦島さまはお寝坊で、寝ぼけボケのようですわ」
「ご先祖さま、浦島さまは昔っからこんなのですか?」

「黙ってないでご挨拶ですよ、おっはうー」「‥‥」
髪が長い乙姫様はハイテンションだった。


「ご先祖さまー、おっはうーってなんですかー」
「700年前に流行したんですよ、ねー」「へー」

「‥‥で、この現象を説明してくれ」

少しだけ驚いたような表情の二人の乙姫。
それぞれ、おでこに指をあて
または、顎にあて、ふーむとか唸っている。

「「竜宮砲についてですね!!」」

「それは、後でいい」

なにをなぎ払って、焼き払ったのかとても気になるが

「いや、まずは、なんで乙姫さまが二人いるのか、じゃないですか?」

冷静な元漁師である。

「それはー」「いやはやー」

よくわからない、掛け声?であった。

「それは私から説明しましょう」
少し髪が長い乙姫である。

「浦島さまは、バベルの塔をご存知ですか?」
「あの、時代設定とか、壮大に無視ですね」

知らないはずである。
浦島太郎の話は、中世日本が舞台である。

西洋文化に毒されてないのだよ、ぷんすか。


一呼吸おいて、口を開いた、
乙姫。

「人間は、罪深い行いをしました。」

神に近づくために、
神の住まう天に向かい。

塔をつくった。

人は、人には過ぎる力
文明、思想、を持ってしまった。

天に伸びる塔は、
神に等しくなろうとした、
人の、傲慢そのものであった。

神は怒り、人同士を
二度と、協力し合わないように

人種を、国を、言葉を分けた。

そして、バベルの塔はくずれさった。


「人の欲望は、天まで尽きぬ、という話ですね」

乙姫は
人類の罪そのものに、向き合うかのような
真摯な表情であった。
乙姫は、うつむき加減で、問う。
「‥おかしいと思いませんか」

「なにがです?」

「おかしいんですよ、このお話」
「‥‥」
「皆、お話のとおりになってます、
国も言葉も、わかれてしまいました」

そう、それは事実。
「なのに、証拠があるのに」

証拠、人類に残った痕跡。

「証拠があるのに、“証拠がない”」

「‥それは?」

どういう意味か。

「じゃあ、バベルの塔は、どこですか?」

天に向かった、天に匹敵する

そんな塔。

「崩れてなくなったんじゃ「いえ、それだとおかしいです」」

「浦島さま、おかしいじゃないですか
そんな、大きな物。家をこわしても瓦礫が生まれるのに。
じゃあ、なんで、ないんですか?」

あってしかるべきもの。
なければ、おかしいもの

「バベルの、瓦礫、ですね」
「‥はい」

そう、確かにおかしい。
天まで届く建築物が、
なぜ、跡形もなくなくなる?

その時、髪の短い乙姫は口を開いた。
「塔は、確かに破壊されました」

長い髪の乙姫が続ける。

「だって、人の欲望の塔ですよ
どうして諦められるでしょう」

遠くをみるような
細めた目、

罪を独白するかのように、
それを知る者の義務として。

「それは、砕けても、欠片になっても
形を変えて、存在した」

すっと、指差す

「先ほどの砲台」

見上げると、竜宮の先端に、まっすぐのびる砲台を確認する。

「こんなものがあったなんて」

「にてませんか?」
「なににですか?」

「これが天に伸びたら、届くと思いませんか?」

バベル、の欠片。

「竜宮砲、正式名称は、バベルカノン」
「私たちの切り札、この竜宮のエネルギーの中枢です」

バベル、古代文明、超エネルギー
全てがつながった、しかし

まだ、聞いてないこと、とても重要なことがある

「‥で、なぜ二人も乙姫様がいるんですか?」

「ああ、実は、竜宮は地球外生命体から人類を守るために‥」

「ウソですね」「‥はい」

「ご先祖さま、ここは、私の出番です。」
「がんばれ!ラブリー子孫!」
「うーん、なんかしっくりこないですねー」
「もっと、かっきーんな感じのがいいですねー」

浦島はいつの間にか置いてけぼりだった、

「じゃあ、ご先祖さまが一号!私二号!!」
「いいですね!二号!」
「おーとひめー」
「「一号!二号!」」

微妙にポージングがかわいらしかった。

「そろそろ説明してほしいですが」
「おーけー浦島くん!二号乙姫が説明ござる!」
「‥‥」

日本語が怪しいので、あまり期待しない。

「つまり、この竜宮には、大陸変動の大地震ですらダメージをうけないぐらいすごい技術、
そしてエネルギーがあります。
それは、時空、つまり、空間・時間にすら作用されます。
時空間をねじまげ、空間を、あるいは異なる時間をつなげることもできなくもないです。」


的確であった、想像以上に。

「わかったかね、うららぎさん」
「うらしま、だ」

しつれい、かみました

「わざとだろ」
「失礼、カムイコタン」

「わざとじゃないっ、
どころかアイヌモシリ!?
いや、まて、このやりとりは危険だ」

「浦島さま、今のは危険ですよー、アニメ化されてますしー」
「すまない」
「カムイコタン!ネタももしかすると原作であったかも!」
「覚えてない、が」
「なにをですかー」「すまない」

たぶん、閲覧者さま、おいてけぼりである。
(噛みました、の一連の流れは、化物語という大人気エンターテイメント小説に登場したネタです。パクリとインスパイアは‥、かみまみた。)

「話は戻すが、じゃあ、こちらの乙姫さまは過去から来たのか?」

記憶にある12代目乙姫は、
一児の母で、物静かで、おっとりした
浦島には、ドストライクな女性であった。

「うん、一号は、私が呼んじゃったみたいなんだ」
「なぜ」
「二号はね、浦島さまからご先祖さまのお話を聞いて、とってもあいたかったのさ」

「私も、子孫に合いたいって願った、でね
なにかのはずみ?偶然っていうのかな」

「よばれた一号は、呼んだ私の肉体年齢に近い形でこちらに来たの」

奇跡を起こしうる場所で
奇跡のきっかけとなる二人が
奇跡を守る男と出会う。

ああ、そういえば
助けた亀、もとい
玄武のじいさまが
ああーあれは若いころはもう手に負えんかったー
とかいってたような。

「でも変わっちゃったのは、浦島さまも同じですね」

浦島の髪は700年間の間に変わっていた。
「こんなに真っ白」

絶技、魂定による副作用により
年はとらない、だが

生気の消耗は、毛髪にダメージを与えていた。

白、灰色、ところどころに黒
ぼさぼさにみえる。
しかし、野蛮には見えず
積み重ねた苦難は
男に、落ち着きと思慮を与えた。

老練な、猫を思わせる。

浦島の、髪を触りながら
「こんなに伸び放題で、ちゃんと手入れしないと」
穏やかな、よく知る、表情(かお)であった。

「つい、不精になってしまうのだ」

人の心を失い
ただ、外敵に立ち向かうだけの
生体兵器と化していた。
しかし

「二号乙姫は、浦島さまの髪好きだなー」
現世の乙姫も浦島の髪に手を伸ばす。

「長くなったんだよー、ねえ二号三つ編みにでもしちゃう?」
「あ!うん、そういうのもあるね」

なにがなんだかわからない

が不思議と抵抗する気にならない。

ありえない、二人の邂逅

ありえない、時間を生きたが
こんな奇跡は、、、、



「うらしまさま?」

波の音、
そこに透き通るような美しい声
「乙姫様?」
「ええ、私ですよ?」

浦島は、なにか大きな時間の波の中
とても幸福な時間を過ごした、気分であった
が、うつつ、それは、あるいは幻。

はっきりと思い出せない。
はるか長い時間を生きたような。

まだ黒々とした髪をかきむしるが、
まったく思い出せない。

「浦島さま、私は、いつか子孫にあってみたいの?」

「なんです、唐突に」

「いえ、浦島さまの寝顔があんまり、素敵で
その幸せ、ですか、そんな表情だったので」

口に手を当てても、微笑みはあふれる

「子孫に、伝えたくて、ああ、
とってもすばらしい人がいるんだぞって」

「私も、絶対に伝えたい
貴女のような、」

日の光のような
生きる者を照らす、笑顔を、

「ああ、私の子孫、じゃあ、語呂が悪いですね」
軽く手を叩きながら
「乙姫二号ってのはどうでしょう!」

満面の笑顔に、
何もいえなくなる、なにも。

そして、
いかなることがあっても、
未来を守ること、
できうるならば、
乙姫の願う、未来を守りたい

そう、これが、きっかけ。

いつか忘れてしまっても
いつかたどり着く、きっかけ。

「ふふ、二号、これは私の欲望ですか?
でもね、野望、欲望
それは、とても前向きに言い換えたらね」




夢である。

持ち主次第、
とらえ方、次第。

夢は、または
あるいは、希望とも。


700年の間、
戦いつづけた心優しき英雄は
希望を支えに、その魂を燃焼した。





後書き、

って夢オチかー

本編が救いがないので
なんとなく
こんな形になりました。


時間操作できるんなら無敵だー

いえいえ、
さすがに大きく外れた因果律操作まではできませんよ
そういうことで。


または、地球外生命体!!

もし天の神が侵略者で
侵略者に対抗する武器が、バベルの塔だったら!

二度と宇宙人と戦えないように
地球人同士が手を組まないようにですねー

オカルト脳大暴走。

まあ、そんなことより

いつか書こうとしてたんですよ。
いくらか、ナンセンス風味になりましたが
まあ、気にしない方向で。


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後々後書き
あいあい言ってたらみんなお猿さんだとでもいうのかー


では後書き、ほんと後書きだな、編
奔れ、メロス、そしてどこへ行く、~愛と真実にまみれた禁断~


走れメロス~そして因果の鎖を解き放て~

どんだけ飛躍してんですかメロス

メロスに思うところは、ただ、ハレンチ展開


事細かに、汗にまみれた全裸な筋肉質と
縛られた後がクッキリな筋骨隆々が
ひっしと、汗と涙ともろもろでまみれて

だきあっちゃったりなんだったりで、
王様がたまらず仲間になりたいとか
まあ、描写してしまうと絶対18禁レベルなのでやめました。


御伽武闘伝、バイオレンスシンデレラ


これもわかる方にはわかってしまう、
ガラスの靴は、はき心地が悪いのか?
前半のおとぎ話ヒロイン最強決定戦、風味ネタ

の焼き直しですね。

わかりにくかった部分の補足

シンデレラの母は
国際テロリストで、
結婚活動の婚活を
婚勝、
するためにはなにがなんでもちぬきなさい!!
と勘違い、
父とは
「私に負けたら結婚しなさい!」
と勝負を挑んだ、のがきっかけ、
という裏設定。私と突き合えーって。
やさしいいけど、常識が破綻してる人。


シンデレラ父は
凄腕武芸者だけど、女難の人。


シンデレラ新しい母は
武芸者としてはある程度の腕前
嫉妬深く意地悪だけど、常識は“ぎりぎり”ある人。


といういらない設定があります。


ここで違和感を感じるかたもいるでしょう。
元赤スペの創作って、
シリアス展開、
武芸の達人が、ライバルや悪党と戦ったり
友情をうんたら、ねー。


最近はふぬけやがってー

で、言い訳
体調悪いんすよ、

未熟なので、書こうとすると、キャラに感情移入してしまったりで、
精神的な体力的に厳しいわけです。


では手抜きかというと、

例えばシンデレラが怪我をする場所。

実際にうでを怪我した場合、
刀や槍などは、構えるだけで腕力を使いますし
しっかり握ってないと振ることもできない。

ステッキ、なら軽くて、
速力さえあれば、他の武器に匹敵する術になる。

柔の心得があれば投げ技も使える

「突けば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」

これが杖術です。

ただし、バイオレンスシンデレラが使うのは
半棒術、つまりステッキ術です。

腕力に頼らず、しかし武器としても決して劣らない。

ガラスの靴も、

足の妙技を会得するために
わざと足元が不安定な場所で鍛練する

そんなのは古流ならいろんな流派でやってます。
水田で歩法を鍛えながら木刀振ったりです


結構現実に即した武術も混じってるんですよ、以外にも。

完全に手抜きというわけでなく

起承転・転・転・転・結転ぐらいにネジレテルだけなんですよ


ほらそんな気分になってきた!

私は、通販番組にでる才能がほしいです。


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御伽武闘伝、バイオレンスシンデレラ
むかしむかし、

とても美しく、やさしい
凄腕の武芸者の娘がいました。

父は、武芸に秀でた人と、再婚をし、

娘には新しいお母さんと二人の姉ができました。

ところがこの三人は

武芸者としての、娘の才能に嫉妬したのです。


新しいお母さんは、
自分の二人の娘よりも才能のある娘が気に入りません。

「あなたなんか、大したことないのよ!」

三人は、つらい仕事をみんな、娘に押しつけました。

寝床は粗末(そまつ)なわらぶとん。
着る物も粗末なもの。
お風呂にも満足に入れない。


冬の寒さを紛らわせるため、
体幹よりの凍えを紛らわせるために

娘は、父の鍛錬を見よう見まねで、試しました。

中腰で、ゆっくり歩をすすめ
一気に拳を突き出す、
腰の中央より発した勢いを、体の先端に伝える。

まるで、寒さや辛さを体の外に追い出すように。

娘の武芸は、洗練はされないものの
その底力は、侮れないものになっていました。


娘の体裁きに成長の兆しを感じた、新しい母親は
娘の手首、肩、肘の腱を痛めつけました。

拳の突き、投げ技、武器術
すべての技は、腕を使わねば
本来の形には到達しない。

娘の武芸者生命を終わらせるために。

最後にかまどに残った灰を頭からかぶせました。


「そこで惨めに、灰をかぶってなさい
シンデレラ(灰をかぶったという意味)」

父の再婚相手
家族の平穏のため、
娘は、耐えました。


ある日のこと、
お城の王子さまが、
お嫁さん選びの武闘会(ぶどうかい)を開くことになりました。

シンデレラの姉二人にも、招待状が届きました。
さっそく、
武道会にむけて修練の旅にでました。


シンデレラは
姉を見送り、

泣き出してしまいました。


「わたしは、もう武芸はできない」
「泣くのはおよし、シンデレラ」

「ッッッ!!
 ‥‥だれ?」

シンデレラの目の前に、穏やかな微笑みを浮かべる女性。
妖精が現れました。
気配を感じさせず、物音もなく
目の前に。

そんなのは、妖精に決まってる。

いい年をして、ふりふりドレスを着た女性
決して、父さんより強すぎて
夫婦喧嘩の際に骨とか数本をぽっきりしてた母なわけがない。
父もかなりの使い手なのに‥

「ふふ、私は妖精☆」

変な部分に星がついてる。

ちなみに、目元には蝶を模したバタフライマスク。
これで鞭でも持ってたら
妖精というより、夜の女王さま。

もう、ならばいっそ
妖精であることが救いになるのだ、
ハハはこんなんじゃないやい!ははっ


「シンデレラ、おまえはいつも、いい子でした。褒美に、武道会へ行かせてあげましょう。」

「私の腕ではもう武芸はできません」
目の前の妖精?に、害意はないことがわかると、

娘自身が驚くほど素直に、その怪我について話はじめました。


「そんなのは問題ないの。まず、畑でカボチャを取っておいで」

 妖精が大きなカボチャをつえでたたくと、爆発四散しました。

「なんて、威力」
「さあ、あなたも」
つえを渡された娘は、かぼちゃをたたきましたが
怪我の所為で、カボチャを叩いた反動を抑え込めずに、
そのまま振り落とした軌道の逆に向かって
つまり、娘のおでこに杖は跳ね返りました。

「うわー!あいたた」
シンデレラ、かぼちゃに逆襲される。
逆襲のKABOTYA!
かみんぐすーん、

「だめですよ、鍛錬を思い出しなさい」

冬の寒い日
空を切る拳は、反動などなかった
のに、腕を伸ばしきったら止まる。

「シンデレラ、大切なのは、先端に力を集中すること」

体に発生したわずかな力を、
体の先端までに増幅し
体の一部として機能した杖に

その勢いを、まっすぐ放出するように
「‥やあああああ!!」

破裂音、の後に土煙。
かぼちゃの残骸とえぐれた土が視界に入る

なにこれすごい
「え?」
「えっ!」
「「‥‥」」


「シンデレラ、こんなのは魔法の一部よ」

娘がいじめられている間に
世間で言う魔法というものは随分と変質してしまったようだ。
主にバイオレンスに。


「まあ、立派な馬車。すてき」
「シンデレラ、現実逃避は賢い選択じゃないわ」

武闘派魔法世界の現実の方が悲惨だ
と思うシンデレラであった。


「まだまだ、魔法はこれからよ。次は、ネズミを捕まえてみましょうか」

狭い室内を、するする動き、6匹の鼠を捕まえる。
そして、室内に離す
「さ、シンデレラ、できるかしら?」
「‥‥」
とにかくやってみよう。

「そこ!えい!おそい!」
ハハ、もとい妖精は、
杖で、やさしく、時にはつよくシンデレラの体に触ります。

「室内は狭い、軸足を中心に円をかくように」

つえが娘の体に触れる度に
娘の体は、静かに加速する

杖が導く体の動き、

無理なく、無駄なく
まるで、怪我をかばうような、
しかし、それは決して加減をしているわけではなく、

歩みが、洗練されていくように、

「…つかまえたわ」
息切れ、その疲労の中
娘は、歩みの中に確かに武芸を感じた。

まるで、動きがすべて武芸につながるかのような


「シンデレラ、つぎはトカゲを集めておくれ」
「‥はい」

もうへとへと、勘弁してー
叫びたいけど、叫んだら色々怖かったので
トカゲを集めることにした。


「ふふ、シンデレラまだ時間があるのよ、武道会までにたっぷり教えてあげる」

戦いの術を

シンデレラには、怪我をした腕の所為で、
戦いに必要な牙が、少ない。

戦いに、必須な、武器。

数日後、
「さ、これがドレス(戦闘被服)よ」

鉄線の織り込んだ、丈夫な素材で作られた、
白いドレスであった。

「キュロットスカート?それとも袴?」
「おーうジャパニーズニホンゴわかりませーん」
「キャラがおかしいわよ母様」

「‥‥」「‥」

「妖精DESU!」
「‥行ってきます、母様」

ハンコーキだーと聞こえるが無視して出発する

「シンデレラ、魔法は12時まで、それは忘れないで」
「‥わかったわ、ありがとう母様」

よくわからないが、12時までに帰るようにと何度も忠告される。

ただの気まぐれというわけでもないらしい。

「楽しんできなさい、シンデレラ
できるなら」

その靴をはずせるような相手がいればいいわね。

ドアの向こうの娘には聞こえただろうか。


到着した城では、様々な武芸者がいた。
しかし、シンデレラの杖術どころか、
足裁きのみであしらわれる者もいる。

シンデレラは、腕に怪我を負ったが、
足は、無事、それゆえに
足を中心とした鍛錬が、今実を結んだ。

「なんて娘なの!」
誰の言葉だろうか、感嘆の声。

舞うように動いて、周囲の使い手を蹴散らしていく

既に数十人を、すれ違うだけで、
足払い、肩による最小の動きでの体当たり。
ダンスのような、
美しい動きで、シンデレラの歩いた場所に
武芸者の倒れた道ができる。

のちに、白いモーセ、と言われることになる。

その時、奥からすさまじい速さの
人影が躍り出た。

「お嬢さんは人気者だ、みんなダンスをしたがる」
「王子様、始めまして」

この国の
王位継承者は、王族に伝わる
覇王勢法という武芸を学ぶ。

そして、例外なく、強い。

「僕と、踊っていただけませんか?」
喜んで!!

肯定の意を込めて
歓喜に満ちた、杖が王子を襲う

「いいステッキだ」
王子は、杖の伸びる瞬間に、たった半歩の動きで、かわし
二撃目の軌道を体裁きで制した。
「お嬢さんの技は芳醇だ」

笑みとともに、掌の技。
左右の手は、シンデレラの手と杖を上下に挟み込むように打ち込まれる、その瞬間。
「王子様、私の持ち物を誰かに預かってもらいます、ダンスの邪魔だもの」
瞬時に手を離し、王子さまの執事に放りわたす。

「うん、お嬢さんの言う通りだ」

両掌で挟み込むように、武器と腕を攻撃された場合。

武器を持つ手に、てこの原理で、関節技がかかる。

打撃と関節技を同時にかけられるリスクより無手を選ぶ。

間合いで不利になるが、シンデレラには、奥の手がある。

「王子様、もう一つ、準備が必要なの」
「お嬢さんのためなら待つよ」
待つのも、とても楽しい時間だ。
と。

その攻防のあまりの美しさに、あたりはシーンとしずまりかえりました。

靴を脱いだ状態でのダンス。
靴はガラスの靴。

こんなものを、
摩擦のまったく得られない状態で
足のガラスを割らないように、動いていた娘は、

地面との確かな接点を、全身に伝え、
"蹴りを"繰り出す。

この国の武芸に、蹴り技は少ない。
安定した、手技、武器術は発展したが
蹴りなどを鍛錬する変わり者は少ない。

武器よりリーチにおとり
素手より不安定。

しかし、腕を怪我した、娘は、
腕による攻撃に集中力を割かずに
蹴りに集中することで、完全に使いこなしていた。

「受けた腕がしびれてしまうよ、僕の頭ぐらいなら、こわしちゃいそうだね」

いままで、並ぶものがいなかった
対等な者がいなかった、
孤独の中で生きていた王子は
確かに、その生を感じていた。

「頭はわかりませんわ、かぼちゃぐらいなら、」
シンデレラは、ボンとつぶやきながら
破裂する、意をジェスチャーで伝える。

「楽しいよ、お嬢さん!」

しかし、楽しい時間はあっという間。

「ああ、王子様、もう私はいかなければ」
「もう帰るのかい?」
「とても、とても楽しい時間だったよ、お嬢さん」
付き人の手から杖を取り、シンデレラに投げる。
受け取り、シンデレラはおじぎする。

「私もです。素敵な時間をありがとう、王子様」

時計を見ると、もうすぐ12時
変わり者の妖精の忠告に意味があると信じて、
滑るように、あっという間に駆けていく。


シンデレラが城を抜けると
後ろから大爆発!!

どかーーん

ハリウッドも顔負け、大サービスなシーンが繰り広げられてるみたいで
「メーデー、メーデー!」
「なんだと、火力で負けている!」
「弾幕うすいよ」
ぴぴるぴる(自主規制)

などというのは全て幻聴なのだ。
前向きなシンデレラは未来にむかって駆けるのだ。


武道会、白いモーゼ
狂乱のダンス、
大爆発、

「得がたい、一日であった」
王子は、お嬢さんが脱いで忘れていった、ガラスの靴を見つめる。

自室で、異性の靴を熱い視線で見つめる王子の姿に

フェチズムに目覚めてしまったのやも、
よよよ、と。
目頭を抑える執事の姿があったのは、また別のお話。

後日、
ガラスの靴の持ち主と

結婚

決闘したい


という、公開決闘状が張り出されることとなる。

ついでにシンデレラの姉たちは
大爆発で重傷を負いました。

自称妖精が犯人だとか。

誰がターゲットなのか
犯人なのかを隠すために
お城ごと狙うなんて、ねー。

しかし、重火器と武芸で戦うなら
妖精というよりランボーだ、と一人ツッコミをいれるシンデレラ。

小屋に響くノックの音。

「頼もう、ガラスの靴の持ち主を探している」

靴をはけるコンディションではない姉たち。

そして、靴にぴったりな
シンデレラの足。

「試しに歩いてみてくだされ」

ガラスでできた不安定な靴。
普通は歩くことなどできない。
しかし、
滑るように、確かな歩みを見せるシンデレラ。

まるで、魔法のよう。


それから
決闘の続きを楽しみ、

王子とシンデレラは結婚し
とても充足した、幸せな日々をすごしたとか、

たまにバイオレンスであったのは、
人生のスパイス、なんでしょう、きっと。



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